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■ルアーセレクト一覧■ ▼ポイント&攻略 サワラ・・・釣り物が少ない冬の時期に手軽に狙うことができる 格好のルアーターゲット! 東京湾の寒ザワラは市場価値も高く とても美味しいですよ! お刺身が最高です・・・ 真冬の海上!それも早朝となるとさすがに寒さは厳しいです。 防寒対策だけは万全にしてきて下さいね! サワラを専門に狙うようになったのは2003年の秋以降です・・・ 年を重ねる毎に少しづつですが攻め方・釣り方なども確立されて 来ましたね、ポイントも広く開拓され最近では狙う船も以前より 多くなって来ました。湾内の秋〜冬のルアーターゲットとして 漸く定着したようです。 2003年 秋・・・ この年東京湾では例年以上にサワラの魚影が濃かったです。 秋にイナダを狙って観音崎沖でジギングをしていると突如 サワラの群れが回遊してきてフォール中のジグに次々とバイト! 80〜90cm、3〜4sクラスの良型がダブル トリプルと凄いペースで 連続ヒットしたことが始まりです。 それまでサワラは時折り釣れるワラサやイナダの外道という 認識だったのでこの状況にはハッキリ驚かされました。翌日も 狙って見ると同様の釣れっぷり、連日予想以上の好釣果で 良い日悪い日はあるものの結局翌年の2月末まで殆ど途切れる ことなく釣れ続き気が付くと専門に狙っていました。 最初はサワラの鋭い歯でラインブレイクが続出しましたが トリプルフックとワイヤーの使用でバラシも半減しました。 但しワイヤーの使用はときとして魚の喰い付きを悪くさせます。 夏場の水温の高い時期は湾内各所を広範囲に泳ぎ回り やがて秋になると湾奥方面に回遊してきます。この頃からが 群れも固まり始めちょうど狙い目となる訳ですがボイルを 狙うかベイト反応を探すかその日の状況次第です。 湾奥の定番ルアーはブレード系かミノー系に 限ります。ブレード系は早巻き、ミノー系はアクションを つけて巻いて来るのが良いでしょう、 そして水温が下がる年末年始以降はポイントも 観音崎〜久里浜沖と湾口方面に移動します。水面に浮いて いればミノー系、遊泳層が中層からボトムなら メタルジグを使用します。この頃が一番美味ですね、 1月〜2月が食べるには最もオススメのシーズンです。 旬の寒ザワラ攻略法 冬場のサワラのヒットゾーンは表層、中層、ボトムと 日によって様々です。100g前後のメタルジグを使用して 最初はボトムから表層までを丁寧に巻き上げその日のタナを 探ります。巻く速度は早い遅いに関わらず釣れて来るので それ程難しくないと思います。難易度はサバ程度(笑)目の前に ルアーが通れば喰い付きます。またフォーリング中のバイトも よくあるので注意してみて下さい。 ワンピッチジャークやなどどんなアクション にも反応しますがあまり派手に動かしすぎたりホール&リフトを 常に繰り返しているとラインに歯が触れてしまうのかアタリも ないのに急にルアーだけがバッサリと切られてしまうことが よくあります。なのでたまにストップ&ゴー程度のただ巻きが 無難です。(それで十分釣れますから) またサワラがベイトを水面まで追い上げて跳ね始めると ミサイル弾のように海面で水柱を上げながら派手にボイルします。 ミノープラグを上手くナブラの中へ通すことが出来れば 意外と簡単にヒットするでしょう! また魚の移動が早くナブラ直撃が難しいような場合は 周辺でミノープラグを投げ倒すかジグをロングキャストした後 少し沈めてからの斜め引きでもヒットさせることができます。 サワラの歯は大変強力でラインに触れただけでも太いリーダーが スッパリ切られてしまいますからそれについての対策が必要です。 サワラを狙う際のジグ フックはジグの後方(下方)のみに装着して下さい。 トリプルorシングルどちらでも構いませんが必ずスプリットリング など金具で繋ぐタイプを選んで下さい。ケプラーなど紐での結束品は サワラの鋭い歯には太刀打ち出来ません。ハサミで切れる素材は 全て×です。たまたま切られないことはあってもいつか必ず 切られますから注意して下さい。当然アシストフックも不要です。 ジグは出来るだけロングタイプを使用して下さい。 そうすれば多少飲み込まれてもファイト中にサワラの歯が リーダーに触れる危険性を最小に減らせます。また下方重心 タイプのルアーの方がフォーリング時のライントラブルや ブレイクも少なくなります。 また巻き上げ時も余計なジャークは入れない方が無難! ジャークしているとアタリも無いのにルアーだけスッパリなんて よくありがちですがルアーが踊る際に噛み付こうするサワラの歯が リーダーに触れてしまい気付かぬうちにブレイクするケースが! サワラはルアーへの反応はとてもよい魚なので早巻き遅巻き 問わず動くものには反応しますからロングタイプのジグにちょっと 大きめのトリプルフックを装着してボトムよりただ巻きすれば それで充分ヒットは得られます。 また更に完璧な手段としてルアーとリーダーの間に15cm程の ワイヤーをセットする方法があります。大切なルアーをブレイク から守るためには最も望ましい方法と言えるでしょう。 しかしこの方法はキャストする際には多少やり辛くなることと 状況次第でアタリの数が明らかに半減する場合があります。 ワイヤーを使用しても同じようにアタリが来るようなら ブレイクの心配は殆どないので安心してファイトが楽しめます。 サワラ釣行の際は何組か用意しておくと役立つアイテムです。 サワラを狙う際のジグ‐80〜120g ・ジギング 主に冬場の狙い方です。水深は50〜80m程度、船下にジグを 落としそのままボトムまで沈めてから適度な速さで巻き上げます。 基本的にはタダ巻きでOK、ボトムより30〜40mの範囲で上下を 繰り返えし途中で1〜2回ストップ&ゴーなどのアクションを加えると その直後にゴンと来るケースが多いようです。 それほど難しく考える必要はなく魚が居れば均等にアタリが 来るのでちょうどサバを狙うときと同じやり方で良いでしょう。 また直ぐに釣れなくてもいつ回遊してくるか解らないので気を 抜かないように持続して下さいネ、必ずチャンスはやってきます! ・キャスティング トリヤマの下などで水柱が上がるような派手なボイルが 頻繁に見られるときや水面下を広く回遊していると思われる 場合はミノープラグが威力を発揮します。その他には飛距離の 出るメタルジグをフルキャストした後に5〜10秒程度沈めてから リーリングする方法も有効です。 また表層付近を回遊するサワラの群れは船の周りを グルグルと泳ぎ回りますが決して船下へは入ろうとしないので メタルジグ使用の際も船下へ落とすのではなく必ずキャストした 後に少し沈めてから斜めに引いて下さい。(冬場など水深が 50m以上のポイントでボトム付近を狙う場合には船下に そのままジグを落とせばOKです) 鋭い歯に注意! サワラの歯は刃物のように鋭く噛まれると出血が止まらなくなるので 大変危険です。釣り上げた後は必ずエイリアンペンチ等を使ってルアー を外すようにしましょう。またその際に誤って口の中に手を入れたり歯に 触れるようなことがないように充分に注意して下さい。 またラインブレイク対策を工夫する際にはどんなに太くてもはさみで 切れるものは全てダメということを覚えて置いて下さい。 |
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